「楽しみながら参加できる、日常に溶け込んだ短歌賞はできないだろうか」そんな思いから誕生したのが「短歌の日大賞」です。

短歌の日(5月7日)を記念し開催する「短歌の日大賞」は、誰もが気軽に参加して短歌創作を楽しめる場を目指して企画した短歌賞です。私たちが最も大切にしているのは、「創作を安心して楽しむ」ことができる環境です。
短歌の日大賞は、以下の3つを柱としました。
- 日常の延長線で参加できる
- 集合知による審査
- 一首一首の力強さを重視
それぞれ、もう少し詳しくご説明します。
● 日常の延長線で参加できる
- SNS上で毎日お題に沿って短歌を詠む「毎日短歌」とコラボする形で実施します
- 2025年4月20日から5月6日までの「毎日短歌」に投稿することで、自動的に大賞へのエントリーとなります
- すべてのお題に投稿する必要はありません。得意なお題だけに参加したり、思いついたときだけ参加したりと、自分のペースで楽しめます。題詠形式ですので、準備はなにも必要ありません
- Xでの投稿数に上限はありません。お題ごとに何首でも投稿できます
● 集合知による審査
- 多様な視点を持つ17名の選者にご協力をお願いしました。非常に多くの選者をお招きしているというのが特長です
- 多くの選者の目を通すことで、特定の好みや傾向に偏らない、バランスの取れた評価の実現を目指しています
- 審査は匿名で行われ、各選者が独立して選考した後、合議ではなく総合得票数によってのみ入賞作品を決定します
● 一首一首の力強さを重視
- 今回の大賞では、連作ではなく「一首で完結する短歌」に焦点を当てています。連作とは複数の短歌を組み合わせた作品形式ですが、この大賞では一首一首の表現力や完成度を重視します
- 初心者の方も、一首だけで勝負できる気軽さを感じていただければと思います
毎日選評・短歌の日大賞は、初めての試みですが、今後アップデートしながらよりよいものを目指していきたいと考えています。
具体的な参加方法や賞の内容、スケジュールなどの詳細は、冒頭にリンクした記事「短歌の日大賞 参加ガイド」をご覧ください。
あなたの感性が生み出す多様な31音の世界を、私たちに見せてください。みなさんの参加をたのしみにしています。
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